人間の耳には聞こえない振動数の高い音(超音波)を用いて心臓の形態や機能さらには弁膜の状態等を診断する検査です。分かり易く説明いたしますと、心臓の動きに異常は?心肥大では?弁膜(扉)の状態は?等、心臓が血液を全身に循環させるポンプとしての機能を評価する検査です。また、カラードップラー法を用いますと実際の血液の流れに色を付けて観察することが出来ます。
X線とは異なり被爆の心配もなく、安全性が高く胎児の検査にも用いられ、人工弁やペースメーカーにも影響はありません。この為、心電図異常・心雑音・胸部X線異常等の心臓の異常を指摘された際に最初に行う検査として高く評価されています。
安静時の12誘導心電図検査を行います。不整脈・心肥大・心筋梗塞・狭心症などを調べる検査です。
携帯用の小型軽量の心電計を身に付けて頂き長時間(24時間)の心電図をを記録する検査です。記録を解析して動悸やめまいの原因となっている不整脈が無いか等を調べます。
胸・腹部単純X線撮影を行なっております。
自動解析措置を用いて尿中の蛋白や潜血や糖などを調べます。腎臓や膀胱などの状態が判ります。
鼻から直径5.9mmの極細の内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸の中に炎症・潰瘍・癌等の異常が無いかを調べる検査です。鼻から挿入することにより、内視鏡が舌根(舌の根元)に触れることなく消化管に到達するため、「オエッ」となる吐き気(咽頭反射)をほとんど感じることなく検査を受けることが出来ます。
検査中も話せますので、モニターに映し出される自分の胃を見ながらその場で医師に質問が出来ます。
検査時間は約10分くらいで、必要な場合には組織の一部を採取し顕微鏡検査を行うことがあります。
(注:鼻から挿入できないときは経口で行います。)